公園・緑地計画
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オープンスペース・公園・緑地計画

自然環境や社会的特性をもとに、住民や計画者によるワークショップを行いながら、使われ、親しまれるオープンスペースをデザインします。ここでも人が主役です。公園の改修、自然環境の保全・再生に関する調査や計画なども行っています。

主なクライアントは地方公共団体、公益法人、開発事業者の方々です。

石巻中瀬公園 実施計画 (2018-2019)

2014年度に行われた基本計画を受けた実施設計の一部として、平面計画、部分模型及び整備イメージパース、植栽基本計画等を担当しました。2025年の全体完成に向けて、整備が進められています。

南側 計画(造成)模型写真

南側 計画(造成)模型写真

南側 計画(造成)模型写真

公園北側の整備イメージ。新しく建設される(仮称)新西内海橋から中瀬公園へのアプローチと周辺の広場。石ノ森漫画館は引き続き活かされる。左側には再建・移築されたハリストス正教会が見える。

公園北側の整備イメージ

公園南側の整備イメージ。多目的広場、造船所跡を活用した親水空間、多目的広場、イベント広場などが整備される計画。

※これらの模型や図面は計画段階のものであり、最終的な整備とは異なる可能性があります。

>> 石巻市の中瀬公園 新規エリアかさ上げ整備 全体完成目標は7年度 洪水想定 TP2.2メートル(石巻日日新聞)

【委託者:石巻市、中央コンサルタンツ株式会社】

スリランカ・キャンディ都心部における歩行者空間イメージの検討

キャンディの中心は仏歯寺で、世界各地から多くの観光客が訪れます。一方、キャンディのまちは自動車交通量が多く、来訪者がゆったりと歩けるルートは限られています。また、国鉄キャンディ駅付近では複線化と列車の増発、バスターミナルを含む交通広場の新設などの計画があります。そこで、キャンディ駅の現駅前広場を歩行者空間とし、そこから歴史的地区を経て仏歯寺に至る遊歩道ルートを検討、提案しました。

キャンディ駅前広場

キャンディ駅前広場を歩行者専用空間としたイメージ

キャンディ駅前広場

歴史的地区を通り抜ける遊歩道・緑の寛ぎ空間

東京都心部オープンスペース利用実態調査及び計画ワークショップ (2011-2012)

大規模複合開発によって、東京・豊洲地区に新たなオープンスペースが計画されています。それを、どのようにすれば多くの人たちに「使われる」ものにできるか?計画地周辺及び都内の既存、類似のオープンスペースの利用状況を調査し、利用者ヒアリングを行って、その結果得られた成果を計画に反映するための、「事業者・設計者ワークショップ」を実施しました。【委託者:M社(ディベロッパー)】

[ あるオープンスペースの歩行動線図(ビデオ撮影による)朝は駅からオフィスに向う動線で占められ、とどまる人はほとんどいない。 ] [ あるオープンスペースの占用状況。午前8時~午後6時まで30分おきに計測し、利用目的、滞留時間などを把握した。 ]

西早稲田児童遊園改修計画 (2006-2007)

都心部にあるこの児童遊園は、遊具の老朽化、ホームレスの滞在などで子どもたちが近寄りにくい公園となっていました。周辺の住民、および近くにある児童館に集う子どもたちと計7回のワークショップを行い、どのような公園が望まれているか、管理がしやすいか意見を伺い、図面と模型で計画案をつくりました。翌年新宿区がその案に基づき実施設計、工事を行い、ほぼ計画案に近い形で出来上がりました。以前より明るく、子どもたちが楽しく遊べる公園になりました。(委託者:新宿区)

[ 改修後の西早稲田児童遊園と子どもワークショップの様子 ]
西早稲田児童遊園改造計画キッズニュースその1 西早稲田児童遊園改造計画キッズニュースその2 西早稲田児童遊園改造計画キッズニュースその3 西早稲田児童遊園改造計画キッズニュースその4